公開セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て — 防災文化セミナーから見えてきたこと — 」

INFORMATION

  • 2015年2月21日(土)14:00~17:00
  • 池袋キャンパス 本館2階 1203教室

スマトラ沖地震津波発生から10年の節目を迎え、インドネシアと日本において文化と防災を軸とした両国の交流を進めるうえで、防災意識の向上および定着を図ることが強く求められている。アジア地域研究所は国際交流基金「アジア?市民交流」助成事業(実施時期:2014年10月~2015年3月)を得て、インドネシアの災害文化を紹介しつつ、日本の文化である紙芝居を媒体とした防災交流?教育プログラムを検証する防災セミナーに取り組み、2014年12月~2015年1月にインドネシアおよび日本各地で防災セミナーを実施している。さらに第3回国連防災世界会議(3月15日仙台にて開催)において、セミナーを実施する。
今回、本学において、同事業に携わっている高藤洋子特任研究員がインドネシアにおける事業の報告を行い、コメンテーターの発言を交え、地域コミュニティーにおける文化的手法を用いた防災意識の向上および波及の実状を検証し、課題を明らかにする。さらに出席者の発言も交え、コミュニティー防災推進について活発な議論の場としたい。

報告者

アジア地域研究所 特任研究員
高藤 洋子

専門はインドネシア地域研究および災害文化研究。12年間在住したインドネ